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27歳の時、怖いもの知らずで、柴田会計事務所の看板を掲げてしまいました。
今から思えば、若気の至りでした。ろくに知識・経験もない私に、仕事を依頼して下さったお客様、内心心配だったことでしょう。
そんな私もいつの間にか50歳を過ぎてしまいました。この間には、一度事務所をやめようと思い、実際に行動に移したこともありました。でもやめた後の事を想像した時、「私はやっぱりやめるのはいやだ！」と思い返し、留まりました。そのことを後になって、ひとりのお客様に話した時、怒られたものです。
いろんな方に支えられて仕事をさせていただけること、本当に感謝です。
また、こんな所長についてきてくれた職員にも感謝です。
人に生き死にがあるように、企業にも生き死にがあることが、最近身に染みてわかってくるようになりました。燃料を積んで飛び立った飛行機、飛び続けることはできません。
どこを目指して飛行機は飛ぶのか？
どこで燃料補給をするのか？
少ない燃料で遠くまで飛ぶためにはどうすればいいのか？
そして飛行機はどこに着陸するのか？
企業の皆様が抱えている、不安・心配、私たちも一緒になって考えて行きたいと思います。
話をしたら楽になった！
話を聞いてもらったら自分の考えが整理できた！
先が少し見えてきた！
そのように言っていただけるような存在になりたいものです。
町医者、駆け込み寺のような存在になりたいものです。
今までの恩返しができるような今後10年としたいと考えております。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。